ボジョレーヌーボーの解禁日 は、毎年11月の第3木曜日と決まっています。
今年は11月1日が木曜日なので、例年より日にちが早く 11月15日(木)が解禁日です。
そもそも解禁日とは 何でしょうか?
ボジョレーヌーボーは 新酒のワイン祭りと考えて良いと思います。
通常、ワインは1年~2年 木樽で熟成させてから瓶詰めされますが、ボジョレーはほとんど樽で寝かせられません。
そのため、葡萄本来のフレッシュさが持ち味のワインとなります。
まだできたてで、フレッシュで ピチピチした状態のワイン。それがボジョレーヌーボー。
熟成を楽しむワインではなく、今年の葡萄の出来はどんなんかな?と 葡萄の作柄に大きく影響されますので、毎年 同じ銘柄のヌーボーを飲みますと、その年のブルゴーニュ地方の天候が大体つかめます。
解禁日は、お祭り的な要素もあると思いますが、期間が設定されてないと、まだワインにならない状態での出荷など、抜け駆け出荷など、問題が起こるからだと私は思います。
日本酒でも、新酒というと、なにか神聖な気持ちといいますか、わくわくする気持ちが出てきませんか?
その新酒のわくわく感と、お祭り気分ももちろん味わえますが、私は、今年も色々なワインが出来てくるんだなー?今年のワインは まだどんな味わいになるんだろうなーって 想像しながら わくわく気分で楽しんでいます。
色々な ボジョレーを持ち寄って、ボジョレーパーティーなんか最高の楽しみ方ですよね!
ワインを知ってる方も、ワインを知らない方にも、わいわいガヤガヤと 話ながら カジュアルにワインを傾ける。 そんな事が出来るのは ボジョレーヌーボーだけだと思います。
よく、ワインを知ってる方に、ボジョレーは飲まないっと言われる方も多くいらっしゃるのですが、高級ワインとボジョレーの味わいを比べるのはナンセンス。
私は、新酒を飲む嬉しさを感じますし、なによりも 普段 ワインを飲まれてない方は、ワインに触れて ワイン文化に触れて頂く 大きなチャンスだと思っております。
皆さんに楽しんでいただきたいと思っております。解禁日の話から逸脱してしてしまいましたが・・