ボージョレヌーヴォー2023年

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ルーデュモンの仲田さん 最新レポート

今年は2005年に匹敵するグレートヴィンテージになる見込みです。

 

前回のレポートで、

 

「9月12日現在、ぶどうの糖度は十二分にあるのですが、

種の完熟まであともう少しというところですので、

私はあと1週間ほど待って、9月18日もしくは19日に収穫を開始いたします。」

 

と書きましたが、

その後の1週間も好天に恵まれ、種まで完熟したのみならず、

さらに+1度の糖度(潜在アルコール度数)を得ることができました。

 

収穫は9月19日の8:00から16:00まで、晴天の下滞りなく完了しました。

(その後すべてのぶどうがタンクに入った17:30頃、大雨が降り出しました・・・!)

 

収穫時の糖度は(畑の場所等によって)11.4~12.8度で、

アサンブラージュ後の最終糖度は12度を超えることになりました。

 

現在は、マロラクティック発酵の終了目前というところです。

明日以降、一部を樽に移し、約2週間の樽熟成を行います。

 

樽熟直前の現時点において、ワインは骨格が大きく、

凝縮感のある濃厚な果実味と、フルーティーな口当たりが両立しています。

短期間でも一部を樽で寝かせることで、これに複雑味を加えることができます。

 

私にとっては、2005年に匹敵するヴィンテージです。

じっくりと味わって飲んでいただけるのではないかと思います。

 

 

2014年10月9日

メゾン・ルー・デュモン

仲田晃司